時折感じる胸に突き刺さるような視線…その先にはいつも息子・孝弘がいた。彩香は思春期を迎えた孝弘に不安を抱くようになっていた。そして、その不安は的中してしまう。「苦しい…」ある晩、部屋で寝ていると違和感を覚える彩香。目を開けると縄で縛られている。「何これ、いったいどういうこと?」慌てる視線の先には微笑を浮かべた孝弘が立っていた…。